風が強く吹いている第15話『運命の場所』のあらすじ・感想、
あと細かいところの解説になります!(ネタバレ注意)
Contents
画像はすべて、アニメ15話内のものです
いよいよ予選出場となりますね。挑戦自体が面白いチームと言うことで、新聞にも掲載。日テレからも取材養成が来ているとか。
やや浮足立ってるようなのが気になりますが、
キングや双子に王子あたりにはうまく親孝行になったのかなと思います。
ただ、ユキさんは何か抱えているような…
そういえば、ムサが言っていた『発見』
あの態度、醸し出す空気、全てが恋する女性のそれなんです
あんな顔しませんよ、他には
ハナちゃんは間違いなく、双子のどちらかが好きなんです
確かに、ハナちゃんと双子が話すシーンは多かったですが、やっぱり気になってますかね。
そして・・・どっちが!?と食いつくカケルもまたポイントです。こちらの恋愛関係も、ひそかに楽しみにして、このブログでも追っていきます♪
立川公園(予選で走る場所)の視察の帰り、
ハイジさんが弱音を吐いたところ、カケルが答えるところいいですね。
ハイジ「甘いかな俺は もっと走らせるべきだったかな」
「迷いはいつもついてくる」「強豪校のように、規律を与え、もっと強制してでも走らせた方が良かったのかな」カケル「いくら強制しても、人は走らない」
「走らせるのはいつもその人の意思、ですよね」
「高校時代はずっと苦しみながら走ってました 二度度縛られたくない」
「俺は自分の意志で走ります 自由に遠くにどこまでも」
「まだ時間はあります」ハイジ「ありがとう 強くありたいものだな いつでも」
確か、話の前半で、六道大の藤岡が「ハイジを支えてやれ」と話していました。8話『危険人物』では勘違いしていましたが…
こういうことですね!精神面でうまく支えることがカケルにできるようになりました。
また、ユキさんが両親とトラブルを、一人で抱え込むのを回避させる、ハイジさんの洞察力さすがです。
「関係ないだろあんたには 今更なんだよ
迷惑だし”こういうの”集中したいんだ」
このあたりは、原作でも詳しくは描かれていないのですが、、、
ユキさん賢過ぎるゆえに、両親と馬が合わなかったかなぁ?でも、カケルがいることでワンクッション置けたのは良かったです。
カケルの言葉から自信を取り戻したハイジさんはメンバーに告げます
予選まであと2週間 ここからは集中力の勝負だ
予選会の日に体調も精神も最高潮を迎えられるように集中して
自分をコントロールしていこう
何も恐れることない 俺たちは十二分に練習してきたあとは、プレッシャーをやすりに変えて 研磨するだけだ
予選の時、美しい刃になって走るイメージで
深く鋭く研ぎ澄ましていけ心身の声をよく聞いて、慎重に研いでくれ
長距離に限った話じゃないが、勝負と言うのは実に不思議だ
練習に万全 あとは走るだけのはずなのに、なぜか自滅もいる
調整の失敗はほとんどがプレッシャー 心の揺らぎによるものだどれだけ練習しても、不意に湧き上がってくる不安
充分と確信しても なお拭えない失敗への恐れ
研ぎ澄ますほど脆さも伴う 精密機械が少しの埃であっけなく壊れてしまうようにだからこそ手に入れよう 強さを 断固たる強さを
己に負けない 本当の強さを
いや~、覚えて朗読したくなるようないい文章です。国語の教科書に載ってもいいのではないでしょうか?
少し浮ついた空気もこれで一変できたでしょうかね。
そして2日前にはいつもの飲み会をして、
いざ予選会本番へ!
さすがに緊張していましたが、
ハイジとカケル(…そしてハナちゃんもですね)ができうる限りのことをして、チームの心を一つにまとめていました。
順調なスタート…でしたが、やはり色々とありそうですね。
何とか通過するよう祈ります!
第16話『夢と現(うつつ)』…今から緊張します!
根っからの箱根駅伝ファンなので、
どうしてもアニメでは描き切れないルール的なところや
実際の状況・実態を
Q&A方式で解説していけたらと思います。
A.駅伝じゃないのがポイントですよね
20㎞タイムレース一発勝負*2018年から21.0975㎞(ハーフマラソン)
最大14人エントリー
当日出走は最大12名、
上位10名の合計タイムの少ないチーム上位10校が本戦へ
箱根を狙えるようなチームは、
14名エントリー、12名出走が当たり前です。
そうではないチームには、10名エントリー揃えるのが精一杯。
実力もそうですし、2名保険をかけられないところでもハンディがあります。
寛政大は一人でも途中棄権は勿論、大きな失速が出ると
本戦を勝ち取るのは極めて困難になります。
また、ちらりと映りましたが、
キング「スタート位置もハンディ」
だいたい前回の本戦のシード落ち校や、
前回の予選落ちの中の上の順位のチームが前に整列
前回の予選落ちの中の下の順位や前回出場していないチームは後ろに整列
一人数秒ほどハンディです。
僅かですが10人合計では1分ほどにもなるはず。
こういうところも寛政大は克服する必要があります。
A.総合10時間12分以内、一人平均20㎞61分12秒以内
多少気象条件に左右されますが、だいたいこのくらいですね。
気象条件が良くなると10時間10分台、
暑かったり、強風&雨とかになると10時間15分台あたりまで下がります。
10000mの自己ベスト平均ではだいたい29分半ば以内はほしいですね。
A.わずか半年でこのタイムは凄いけど…
カケル28分58秒59(1年生でこれは騒がれる)
ハイジ29分14秒0
ムサ29分53秒14
ジョージ30分12秒
ジョータ30分12秒26
ユキ30分55秒63
神童30分58秒
ニコチャン31分32秒37
キング32分11秒02
王子37分40秒42
凄いです。
監督の言うように「これだけでも講演会開ける」
本来はもう少し届かないですかね。
戦えるのは大目に見てジョータのタイムまで。
ロード一辺倒に特化したタイプで、神童のタイムまでなら
現実でも確変(したかのように見える)選手はいますかね。
あとは厳しいかなぁ。
王子は、2018年現行ルールでは出場できないですしね
(2018年からエントリー規定が10000m34分以内に変更)
①監督「左右をの脚を交互に出せ そうすりゃいつかはゴールは来る」
②王子の緊張をほぐしたカケル
③それぞれ連携しているみんな
④大雨で強豪校がペースを乱してるぽい
①確かに真理を突いていると言っても過言ではないかのようなことを言ってるような気がしないでも…なかっただろ?
いやでもね、終盤の極限状態では大事になってくると思いますよ。
王子らチーム下位選手の終盤を救うと思います。
②まあ緊張しますよね。
キングも「チアガールかわいい」とそっぽを向いていました。
そいて強心臓と思われた王子も靴紐が結べなくなるくらい緊張していましたが…
その王子の緊張をほぐしたのがカケルというのがいいですよね。
一番早い選手と一番遅い選手の心がつながっているというのがいいですね。
王子の「可能な範囲で頑張る」というのもいいと思います。
③まずハナちゃんが大活躍!
原作はここまで出てこないのでびっくりです!
トップの選手など、通過タイムを伝えたり、
完全にマネージャーとしての役割を果たしています。
でも強豪校のチームは、マネージャーや控えの部員・監督・コーチが
色んな所で声をかけるのは普通に行っていることです。
人数が少ない寛政大陸上部では、中々難しいことです
(原作ではほぼそういう描写はなかったです)
ハナちゃんとっても大事な役割を担うことになりますね。
また部員内でも連携撮れています。
ハイジさんの指サインは原作通りですが、他もいいですね。
カケルへのGOサインは、原作10㎞過ぎですが、
かなり早い段階でしたね。
また、王子が遅れ過ぎないように、ニコチャンとキングが配慮していました。
途中までは3人で行くかもしれません。
カケル、ハイジ
ムサ、ジョータ、ジョージ
ユキ、神童
ニコチャン、キング、王子
それぞれ4つのグループでうまくペース配分できればいいですね。
④大雨になりましたね。これにタイトル通り”強く風が吹く”という展開であれば
他校の不幸を願ってはなりませんが、悪条件で波乱の可能性が高い方が、
強さを持つ寛政大にはプラスに働くはずです。
なお、次回予告で映りましたが、
トップ通過の東京体育大10時間9分台は、
近年の通過タイムからすると、非常に遅いタイムです。
うまく絡んでいければわかりません。
A.第94回(2017)箱根駅伝予選会で、本当にありました
こういう展開は原作にはなかったのでまさかですね。
しかも脚に爆弾抱えているハイジさんにさせますか。
2年前の箱根予選で実際にあったことです。
帝京大の主力選手が5㎞地点の給水で転倒、
これに真後ろを走っていた明治大の主力選手が巻き込まれ、
その選手が腰を強打。
巻き込まれた側の明治大の選手はまともに走れず棄権。
柱を失った明治大は予選落ちする波乱がありました。
全く同じくなりそうなことをさせてくるとは…鬼畜ですね。
お願い!神回避頼みます!!