(アニメ)風が強く吹いている 第16話【ネタバレ・感想】/箱根駅伝ファンがガチ解説

アニメ、風が強く吹いている第15話『夢と現(うつつ)』のあらすじ・感想、

あと細かいところの解説になります!(ネタバレ注意)

Contents

(アニメ)風が強く吹いている第16話

「夢と現(うつつ)」あらすじ&感想

画像はすべて、アニメ16話内のものです

リアリティ高い予選再現力




日テレで放送されていることもあって、とてもクオリティ高かったですね!

アナウンサーは平川健太郎さん、日テレで箱根駅伝の実況も担当される方でしたし、

コースのマップは本物そのまま。通過順位などの速報もそのまま。

予選発表の提供もサッポロビールや読売新聞、ミズノなど実際にある企業でした。

箱根駅伝ファンも、そうでない方もそれだけで引き込まれるのではないでしょうか?

49大学581人のランナーの争いです。

カケル激走!伝わる波動


さて、前回は、ハイジさんの目の前で、選手が転倒するアクシデントが発生しましたが、

何とか巻き込まれずに回避。ただ、脚にかなり負担がかかってしまう描写でした。

ただ、この時点では、すぐに上位集団に戻っています。

ハイジさんの読み通り、10㎞を過ぎてレースが動き出します。

東京体育大と喜久井大のエース選手が飛び出しましたが、

カケルがそれを追い抜く展開に、実況アナウンサーもファンもびっくり!

そして、留学生の5選手を視界に捉えたカケルは”ゾーン”に入っていきます。

ハイジが一目惚れした鮮やかなフォームになります。

折り返しですれ違う面々も、カケルが前を行く姿に元気が出ます。

突破へ向けて、ここからが勝負所。寛政大が前に突き進みます。



カケルはそのまま留学生の一部も抜いて、甲府学院大のイワンギ選手と3位争い!

タイムも58分16秒程で、寛政大に大木御貯金をもたらします。

予選会結果発表と突きつけられる現実

その後、日本人2番手でハイジがゴール

多くのランナーがなだれ込む中、東京体育大の榊がゴール、

その直後に、双子とムサ、しばらくしてユキと神童も死力を尽くしてゴール

そのあと、ニコチャン、複数の無名ランナーのち、キングがゴール。

キングで120番台だった模様。



一番気になる王子は終盤に順位を落とします。

(原作によると)貧血に陥って、ゴール直前に嘔吐する場面も

「美しいだけがスポーツじゃない」

そう思いながら王子も、できる限りのことを尽くしてゴールへ。

ハナちゃんによると200位以内には入ったとのこと


1位通過は榊率いる東京体育大。

トップ通過できるチームの主力選手として選ばれた先の実力も確かなもの。

続いて大学が続々と呼ばれていきますが、寛政大は名前を呼ばれません。


その後、

6位西京大

7位城南文化大

8位新星大

9位神奈川国際大

と発表。

残る枠は1つに…

10位 寛政大学




最後の枠で勝ち取りました!

喜びの表し方がそれぞれなのもいいですね。

カケルとハイジの驚いた表情

ほとんどのメンバーが飛び上がる中、

王子は端っこでほっとした表情、

小心者のキングは耳を塞いでいて聞いてないところ

時間差でハイジが両手を掲げて、

陸上部メンバーやハナちゃんたちが覆いかぶさっていく…

無事に通過でよかったです。

原作では9枠で8位通過でしたが、、、

強化間に合いました。良かったです。

次回タイトル「答え探して」2つの問題、ハイジさんも気になる…

そんな中浮かない顔していたのは双子

「(ハイジさんの言う)頂点って優勝のことじゃないの」

「俺たち10時間16分43秒、トップ通過の東京体育大でさえ7分もある

優勝するところってどんだけ早いの?」
「俺たちが練習してそのレベルになれるの?」

「何のために走るんだよ?俺たち」

カケル「・・・」

お前ら、女の子にモテたいためじゃなかったのか!と突っ込みはさておき、

改めて、箱根駅伝のレベルの高さ(いや、素人で通過で充分なんだが)を実感。

実際、箱根駅伝で初出場チームは最下位かブービーがほとんどなんですよね。

それより上にいくだけでもかなり大変。

優勝はさすがに厳しい。その中で”頂点”をどう心の中に落とし込むか。

さらに、箱根の山へ試走にきた寛政大陸上部に、またも榊が嫌味を言いに来ます(律儀ですねw)

その内容、(ネタバレ:画像下へ)

来年どうするの?シード権を狙う意味あるの?

来年10人いるのかどうかも分からない寛政大が、

どういう意味を持って今回の箱根駅伝を戦うか

神童の「答え探して」 心に響きますね。


そして、次回どうなるかわかりませんが、ハイジさんの脚ですね…。

5㎞の転倒回避場面の影響からか、残り1㎞を切った勝負所で

右足が悲鳴をあげていました。気合で乗り切り、レース後丹念にアイシングしていましたが…

本戦大丈夫でしょうか?

次回も待ちきれませんね。

箱根駅伝ファンによるガチ解説

根っからの箱根駅伝ファンなので、
どうしてもアニメでは描き切れないルール的なところや
実際の状況・実態を
Q&A方式で解説していけたらと思います。

Q.留学生とゴールして58分16秒のカケルは凄まじい?

A.日本人歴代トップの速さ!!

20㎞58分16秒は18歳or19歳の日本人ランナーって凄まじいです。

箱根予選に限って言えば、大学1年生記録は、東海大村澤明伸選手の59分08秒、

日本人最速でも城西大村山紘太選手の58分26秒です。

昨年の箱根予選からハーフ(21.0975㎞)の距離に変更されて、

塩尻和也選手が61分22秒、20㎞換算して58分20秒程…

カケルは化け物です!

なお、テレビ画面では、距離がハーフマラソンになってますが…

本当にハーフマラソンなら、ここで世界記録レベルの争いが繰り広げられていたことになりますが、これはミスだと思います。多分訂正されるはずです。

Q.ハイジさんは「ハイレベル」言いましたが、実際の箱根予選と比べるとどうなの?

A.レベルは少し低くなっています。

最後に20㎞の距離で行われた、2017年の箱根予選と比べると

トップ通過は10:04:58、10位通過は10:10:34

今回は、トップが10:09:12、寛政大は10:16:43

なんだかんだ少し遅めにしてますね^^;

まあ、気象条件が悪かったから、下がったということにしておきましょう

(雨は選手によりけりですが、全体的にタイム良くなるはずですが…)

Q.だいたいどれくらいで寛政大陸上部面々はゴール?

A.原作よりカケルとハイジを早くして、王子を少し遅くしてるかな?

カケルは原作では59分15秒程、ハイジは60分00秒ジャストでしたが、

カケルは1分ほど早く、ハイジももう少し速い感じがします。

また、キングは原作で123位、アニメでも120番台でほぼ同じ

王子は原作で176位、アニメでは200位以内なので、ここは僅かに遅くしてますかね?

全体としては原作で10時間14分台でしたが、アニメで10時間16分台。

3番手の双子ムサ以下は原作より少しずつタイムがかかるようにしていると思います。

Q.今回の箱根予選出場大学名はどこのオマージュですか?

A.通過校では新星大がよく分からないのですよね…

成績とともに見ます。

1位東京体育大10:09:12 ⇒ 日本体育大
2位甲府学院大10:10:35 ⇒ 山梨学院大
3位帝東大10:11:55 ⇒ 帝京大
4位喜久井大10:12:58 ⇒ 早稲田大
5位東京学院大10:13:08 ⇒ 中央学院大
6位西京大10:13:12 ⇒ 城西大
7位城南文化大10:14:51 ⇒ 大東文化大
8位新星大10:15:21 ⇒ ?
9位神奈川国際大10:16:03 ⇒ 東京国際大?神奈川大?
10位寛政大10:16:43 ⇒ 上武大(一応モデル校)

11位桜花大10:17:44 ⇒ 桜美林大?日本大?
12位薬王寺大10:19:52 ⇒ 日本薬科大
13位二橋大10:21 ⇒ 一橋大?
14位武智大10:22 ⇒国際武道大?
15位明修大10:24 ⇒ 専修大

通過した大学は、ほとんどは常連校がモデルになっていると思います。

東京体育大・甲府学院大・喜久井大は、ユニフォームまでそっくりでした。

ただ、新星大だけどこですかね??そういう地域が関東の中にあるのかな?

通過できなかった中チームは、配慮してなのか常連校はあまりありまえんでしたね。

強化はしてるけど、箱根本戦まではまだまだ、もしくは強化していない大学だと思います。

シード校も気になりますね。

六道大 ⇒ 駒澤大
動地堂大 ⇒ 順天堂大
房総大 ⇒ 東海大?

などがいると思いますが、さて??

SPORITS

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