今年になって、バラエティ番組「衝撃のアノ人に会ってみた!」で『箱根駅伝スペシャル』が放送されるようになりましたね!
2017年11月16日(木)の19時からの放送でも行うそうです。
箱根駅伝スペシャル!
今が気になる4人を大ツイセキ
前代未聞!タスキを忘れたアノ選手…驚きの転身&衝撃のウラ話
10年前、病と闘いながら走った男…今、明かされる感動秘話
出典:http://www.ntv.co.jp/anohito/
4人とありますが、事前に紹介されているのはこの2選手のようです。
その2選手を番組事前に紹介しようと思います。
Contents
参考資料:報知スポーツ(http://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/20161206-OHT1T50224.html)
久保田竜雄/平成箱根駅伝B級ニュース事件簿
第66回箱根駅伝の復路スタートの6区、
1位の大東大がスタートしてから10分後、
一斉スタートの集団が走り出した。
50mほどにある左折する部分で
一人のランナーが血相を変えて引き返してきた。
そのランナーこそが亜大の当時1年・田中選手でした。
「タスキ、タスキ」
大声を出して、付き添いの先輩を探す田中選手。
襷は前日5区出走し、この日田中選手の付き添いをしていた
松葉選手に預けていたのだ。
首にかけて目立つようにしていたのに、
本人も先輩も役員など周囲の人もスタートまで
誰も気づかない珍事が起きていた。
気づいた松葉選手も猛ダッシュ、
普通は無い5区と6区の選手の直接のたすきリレーとなった。
最も、40秒程タイムロスとなったそうですが…
田中選手はしっかりとロスの分を取り返そうと
序盤から飛ばしていきました。
8㎞で東京農業大と駒澤大を捉え、
10㎞手前では両親の応援もあり、更に加速していった。
ところが、ここでアクシデント。
左ふくらはぎがつってしまい、
大幅にペースダウン。
結局残り200mで東農大と駒大に抜き返され、
見た目最下位で中継。
タイムは65分55秒で区間14位、
設定タイムは61分だったそうで、
ロスタイムを入れてもブレーキの走りとなってしまったのです。
来年こそと雪辱を誓った田中選手ですが、
大きなアクシデントが襲います。
2年秋に交通事故に遭い、ろっ骨を骨折。
その骨は肺を突き刺していたそうです…。
2年冬に退部すると、
3年生の間に退学。
箱根駅伝も意識的に見ないようになってしまうなど、
人生に暗い影が落ちていた時期もあったそうです。
暫く、家業の農業を手伝っていたそうですが、
24歳の時に電気通信事業の会社に就職、
その後独立し、今は24人のスタッフを抱える
代表取締役社長になっているそうです!
第2の人生で素晴らしい人生を歩まれています。
また、箱根駅伝も第82回(2006年)の時、
母校が優勝したことを皮切りに、
楽しんでみることができるようになったそうです。
今後とも充実した人生を送られたら幸いですよね。
追記:応援に来ていたご両親はラジオで「一人戻った」とだけ聞き、「うちの子じゃなければいいなぁ」と思っていたとか。
中々寛容そうなご両親で良かったなぁと思いました(^^)