風が強く吹いている 第11話【あらすじ・感想】/箱根駅伝ファンがガチ解説

風が強く吹いている第11話『こぼれる雫』のあらすじ・感想、

あと細かいところの解説になります!

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風が強く吹いている第11話

あらすじ

画像はすべて、アニメ11話内のものです

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突破者と壁に悩む者

雨天で行われた2度目の喜久井大記録会
ジョージが16分20秒37
ジョータが16分21秒18
ムサが16分29秒31
標準の16分30秒以内をクリアして喜びに沸く、

一方、その後にゴールしたユキと神童は悔しさに満ちていた。

記録会後の鶴の湯
3人以外沈みこむメンバーにハイジが口を開いた。
「人には個性がある トラックよりロード、スプリント勝負
ペース配分、上り下り 適性は様々だ」
だが…
ユキ「だから気にするなって?向いてないやつもいるってことだろ?」
神童「焦りますよね」

ハイジ「タイムだけじゃない」
ユキ「タイムは目的だろ まずは公認記録が必要だ」
ハイジ「だが手応えさえあれば」
ユキ「こっちは素人 これが手応えと教えてもらわないと
何が手応えとか分からない」
ハイジ「長距離は文字通り持久戦 簡単に答え合わせできるものではない」
神童「すみません限界です!」
神童が突然立ち上がった
神童「あ、お風呂のお湯がね」

藤岡の言葉

翌朝、大雨の中朝練を開始


雨合羽で行うも、あまりの通気性の悪さに汗だくになってしまう

文句を言いながら着替える中、神童が「1限あるから」と先に出かける
双子やムサが「絶対学校休まない」「記録会の後落ち込んでいたのに」と気遣うが
「彼女いるじゃん」「全然大丈夫じゃん」という話に。
更に「あれだけ忙しくていつ会えるの?」「まさか、エア彼女!?」


ここからの妄想にはムサもついていけなくなっていた

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その日の昼、カケルがコンビニで『月刊 陸上通信』を目にする
表紙に六道大藤岡の姿が見える。

ハイジは『飯村整体院』というところで、医師に足の状態を確認してもらっていた
「やっぱり反対側かばってるね」「意識してはいるのですが…」
「まあ、一旦狂ったものは、焦らず地道に修正するしかないね」

ハイジは帰った後、『月刊 陸上通信』を読み込む
藤岡一真の関東インカレ記事レポートだった
「藤岡め…」

夕方も雨が降り続いていた。
トラック競技場が使用中止、
草むらも、ユキ「ぬかるんで脚が獲られる(汚れたくない」
カケル「ロードでどうでしょう 車さえ気を付ければ」
頼りになる場面も出てきた!
その後の風呂、ニコチャンが体重計に乗ると2㎏痩せていた!

鶴の湯では、部費や後援会のことが話題になった。
会員が15名、ジャージをそろえる金額もまだないという。
商店街の人も応援はしているものの、実績がないのも一つ要因という。

カケル「全国的な大会、あることはありますけど、
インカレ・インターカレッジ、全日本大学選手権」

帰り、ジョータたちがそのことについて調べている後ろで、
ハイジがカケルに話しかける
ハイジ「読んだが、藤岡の記事 気になる事が書いてあった

『今回は思い通りのレースができましたが、関東にはまだまだ有力な選手が眠っている。
駅伝シーズンには、必ず仕上げてくると思いますので、油断せずにその時を待ちたいと思います』

ハイジ「長距離選手の一番の誉め言葉は何だと思う?」カケル「速い?」
ハイジ「いや、”強い”だ」

不安・抑えられない気持ち

夕食の準備の場面に変わる
ハイジ「速さだけでは長い距離をで戦い抜く事はできない
苦しい局面でも粘って体を前に運び続ける
どんな日も、自分を一つ先に追い込むトレーニングをする
長距離選手に必要なのは強さだ

藤岡は強い ランナーとしてもキャプテンとしても
でも藤岡は藤岡だ

お前の才能を、インカレで証明させてやらなかったのは悪かったと思っている
焦らなくていい 自分を信じろ 強くなるには時間がかかる」

カケル「ハイジさんも藤岡さんの事気になるんですね」
カケルも言葉を返す

カケル「言いたいことはわかりました。
でもなぜ今、その話をしてくれるのですか?不安なんですか?」
ハイジ「不安?」

カケル「まだ半分のメンバーが公認記録を出せていない
神童・ユキさんたちは丸1ヵ月変化がない 真面目に練習しているのに上がらない

王子さんがベストを出したとき、走りというのが分かった気がしたんです。
でも難しいです 正直、俺は不安です」
しっかりと気持ちを伝えた。

ニコチャンと神童、ムサ、ユキは
陸上部のホームページ作りに取り組んでいた。
遠くの人にも後援会登録してもらえるようにとのことだそうだ。

これだけ忙しい中、精力的に活動する神童に、
みんなは称賛の言葉と労いの言葉をかける場面も。
その後、夜通し、神童の作業は続いた。

翌朝、走って喫茶店にいく神童
「ごめん、遅刻して!」
そこには、彼女が待っていた。

久々のデートだったらしいが…
彼女「ごめん」
彼女「だって、私よりほかに使いたい時間があるみたいだし」
彼女「無理よ…もういいかなって」
神童は何も告げる事ができなかった

その日の夕方の練習
雨は降っていたものの、トラック競技場で練習へ
その練習が終わった直後のことだ
神童「練習をもう一本追加していいですか?」

膝に手を付きながら直訴する。顔からは雨とそのほかの雫も垂れているようだ
ハイジ「ラップが落ちてきている 今日はもう」神童「タイムがすべてじゃないですよ」
ハイジの言葉に、覆いかぶせるように神童が話す
神童「確かにタイムは出したい でも納得いくまで走りたい
それだけなんです お願いします!」
震える声で告げると、反応を待たず走り出した。

「しゃーねーな」ユキが走り出すと
ムサ「僕もまだいけそうな気がしてたんです」と走り出す
続いて、ニコチャン・双子、そして王子、キングも「物好きだな」と続く
更にカケルも駈けだす。ハナちゃんも「タイム取りますね」

ハイジは心の中で思っていた
「俺も走りたい 走るなって言われても走ってやる
自分の気持ちに従うのをうっかり忘れていたかもしれない」
ジョグでトラック競技場を1周、スタートが切られた。

神童の情熱

ユキ「神童って走り方ちょっと違うんだな」
練習後、ユキが神童に話しかけてきた
ユキ「重心が他のやつらと違う、
特にカケルみたいにスピードタイプと
走るっつっても、人それぞれなんだな 初めて気づいた」

神童は、ノートパソコンを片手に部屋に行こうとする
カケル「まだ何かやるんですか?」
神童「今日中にホームページを作ろうと思って」
カケル「・・・お茶入れます!」
ユキ「少しは社会性ついてきたんか」

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神童の部屋で、カケルとユキでホームページ作成場面に。
部屋には実家の写真が飾ってあったが、
本当に秘境と言えるほど、自然に溢れている場所だった
神童「道はあるけど、谷上った方が学校が早い」
また、家は農業をやっているので、朝は手伝っているとも

ユキ「俺に娘いたら結婚させるわ」神童「なんですかそれ」
ユキ「ちゃんとしやがって」神童「…してないですよ全然」

カケル「神童さんが、誰よりも先に走ってみたいといいだしたじゃないですか」
カケルも話しかけてきた
カケル「すみません、あの時、俺絶対諦めると思ってました
でも違いました このチームは神童さんがいないと始まっていないし、
神童さんがいないと続けられていない…強いです神童さん」
神妙に語りかける。

神童「この10人で箱根駅伝に出る いいよね夢があって
でも語るだけならだれでもできる
やるといったらやる ハイジさんもそう

僕は強くなんかない ただやるだけ 何があっても」

ユキ「絶対出すぞ、公認記録」神童「まーた、クールなくせに」
ユキ「出すったら出す 俺が決めて叶わなかったことは無い」
神童「あー、深夜の作業は眼に悪い」「なんだよ」

翌朝、久々に晴れ間が差し込んでくる
ムサが眠りにふけっている3人を起こしに来る
と、出来上がったホームページにコメントが来てる!?

再びの東体大記録会に…

ハナコの八百屋に、なにやら目つき悪い男が聞き込みを行っていた。
片手にはスマホ、画面にはなんと『寛政大陸上部のHP』画面が!?

そんな時
「「東体大記録会に出場します!応援よろしくお願いします!!」」
掛け声とともに、10名の寛政大陸上部のメンバーが走りぬけていった。
八百屋の人「あれが、寛政大陸上部だよ」
男「・・・」

晴れた中で東京体育大記録会へ
「箱根の山は?」「「天下の剣!!」」
拳をかざして、スタートラインへ向かう面々。そこへ…

榊「まだ、諦めてなかったのか 邪魔しないで下さいよ
こっちもレギュラーがかかってるんで」
カケルにまた榊が絡んできた。そこへ神童が割って入る
神童「大丈夫 君と勝負するつもりはないから」
僕らの戦いは別のところにある」
榊「…」

更にその様子を、八百屋に来ていた男が見ていて
何かを口走っていた…

感想

怒涛の神童回!

まずは前面に神童(本名:杉山高志)が押し出されましたね。
授業・練習・後援会まとめ役・プライベート(は、破局でしたが…)と
本当に精力的に活動していました。

タイトル『こぼれる雫』は神童のものでしたね。
ここまで精力的にやる理由に関しては、
まだまだ内に秘めているものがありますが…

それでも、神童がやろうと言い出し、
キングが離脱しようとしたときには支えになりましたし、
チームのまとめ役になっています。

走りに関しても、少しずつ箱根駅伝へ向けて伏線が出てきましたね。
重心が人と違ったり、毎日山岳を往復して通学して…
なんとなく走る区間分かってきますね!

神童の芯の強さを、次の東体大記録会でも見ることになるのでしょうか?

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カケルに気遣い力!

そして、カケルが少しずつ、
落ち着いて他人とコミュニケーションをとる事が増えてきましたね。

ハイジさんを気遣いながら、箱根予選までの道程への不安を吐露したり、


神童さんの強さに気づき、分かりづらいですが褒めていますね!

視野も広がって、走り以外で、チームに必要なことに取り組めるようになっています。

走りも明らかに力んでいたころよりも、自然になってきそうです。

ユキが本気なってくれば!?

そしてユキさんも少しずつ本気になってきていますね。
頭がキレて分析力に優れている上級生ですし、彼が本気になれば
ユキ個人としてもタイムがぐっと縮まるでしょうし、

「素人だから、これが手応えとかないと」から
「絶対出すぞ、公認記録」
一気に気持ちが変わっていますね。
普段の練習と気持ちとで手応えの一つになるはずです

2クールで明らかに足りないペースだが??

そしてなんと、1クール目がここで終了だと!?
これから、夏合宿、箱根予選、箱根本戦とあるのに、
2クール目とても密だな!と思いたいのですが、、、

ここまで丁寧に作りこむとなると、
絶対に話数が足りないはずなんですが??

しかも、最後になんか不穏な男が出てきていますしねぇ。
藤岡の関東インカレのインタビュー場面で出てきているので
おそらく陸上の記者かなんかなんでしょうが…

最後の口パク、間違いなく「ク・ラ・ハ・ラ・カ・ケ・ル」ですよねぇ。
まあ、カケルと榊の過去回も作品的にはしっかり消化する必要はあるのですが…
そういうのも回収しながら、2クールはどうまとめにかかるのでしょうかね?

考えられる2クールの展開

①夏合宿軽め、箱根予選と箱根本戦の間をほとんど省く
まず無難なのはこんな感じ?夏合宿は比較的ダッシュで駆け抜けて、
予選通過と本戦の間もあまり描かないと。
絶対外せないところを、これまで以上に丁寧にに描く展開か

②まさか2期あり?
これなら、箱根駅伝ファンであればとても嬉しいですけどね。
ここまでの丁寧さを維持しようとすると、多分箱根予選くらいまでしか
描けないのではないでしょうか?
原作では夏合宿でも東体大のメンバーとひと悶着もふた悶着もありますし。

また、箱根予選と箱根本戦の間は比較的ながしているとはいえ、
上尾ハーフ、そして試走・区間配置戦略とか細やかに描いてほしい場面は
沢山あります。

勿論、箱根本戦は各区間いろんなドラマがありますから…

できればこのクオリティを維持して、2クール×2クール描いてほしいのですが
どうでしょうか?

③箱根予選落ち、もしくは箱根予選にも出場できない
あまり考えたくもないですが、実はこれもありえます。
下記に書きますが、このままでは普通に箱根予選に間に合わないですよ?

6月ですが、まだ原作4月の頃の各個人のタイムにも到達していません。
秋に王子以外がようやく箱根予選の公認記録を獲得するのが現実的、

もし仮に王子が公認記録出しても、本戦出場は箸にも棒にも掛からぬ感じですが…

色々気になります。

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箱根駅伝ファンによるガチ解説

Q. 箱根駅伝以外の全国大会は?

A. 駅伝大会やインカレありますが、箱根よりも狭き門?

学生三大駅伝と言われるものがあります。
①10月出雲駅伝…関東は箱根のシード校10校が出場
②11月全日本大学駅伝…関東地区からは最大15校、予選はもうプラス10校ほど
③翌年正月箱根駅伝…シード校10校、予選突破校10校、予選はもうプラス30~40校ほど

他にも全国駅伝があるのですが見てください。
本戦出場校や、予選出場チーム数を見てみてください。

実は箱根駅伝より狭き門なんです。箱根駅伝に出場レベルでもまだ届かなかったり…

箱根予選は挑戦するだけなら、
一定のタイムクリア(作中は5000m16分半、今年から10000m34分以内10名)なので、実は優しい。
最も、箱根に本気で挑戦するだけなら、クリアするのは当然といったレベルですが…

他にインカレですね。
①5月関東インカレ
②9月日本インカレ
インターカレッジ、大学の対抗選手権です。

箱根駅伝好きには、関東インカレと箱根駅伝が二大華型種目なんですよね。

中長距離は1500m、5000m、10000m、ハーフ、3000m障害があり、
ここには箱根駅伝出走者も数多く出場します。

参加標準記録が設けられていて、A標準・B標準とありますが、
最大で1種目3名です。

関東インカレは1部(陸上強豪校)2部(それ以外)に分かれていて
2部5000m参加標準記録が14分35秒
カケルが順調ならこの大会に出れたのですが、関東インカレは終わりましたね…。

日本インカレはまだ間に合いますが、カケルが全盛期スピードを取り戻して
やっと間に合うくらいレベルが高い参加標準が設けられています。

いずれにせよ、アピールはそう簡単ではないです。

とにかく一歩前進として、ホームページを作ったのは非常に言い事。
今や多くの大学は、公式の陸上部HPを持っていますから、
SNS利用はどんどんするべきですね。

Q.「月刊 陸上通信」とは?

A.『月刊 陸上競技』と中学校の『陸上通信』

毎月14日に『月刊 陸上競技』という雑誌が出ています。
基本『陸上競技マガジン』と双璧ですね。
なんとなくマガジンのほうが写真中心、
月間の方が読む部分が多いイメージ

『通信』は中学校の全国陸上の『陸上通信』が由来かな?

Q.最新の記録会結果を改めて思うことは?

A.現実的だけど、ここからの帳尻合わせどうするの?

いやぁ、記録の伸びが現実的に近くなっていますねぇ。
『初心者だから』もう少し一気に伸びてもいいのかなと思うですが、
ここまでしっかりと課題をクリアしなければ前に進まないと
ロジカルに、そして心に訴えかけるように丁寧に作られています。

愛を感じますが、箱根予選に本当に間に合わないですよ、これ…

名前 アニメ4月 アニメ6月 原作4月
カケル 14分47秒81 14分32秒21 14分09秒95
ハイジ 16分20秒51 14分21秒51
ジョージ 17分16秒27 16分20秒37 15分台中盤
ジョータ 17分18秒62 16分21秒18 15分台中盤
ムサ 17分23秒42 16分29秒31 14分台
神童 17分44秒19 17分02秒42 16分台前半
ユキ 17分51秒08 16分51秒03 15分台中盤
キング 18分47秒32 17分55秒06 17分台前半
ニコチャン 18分56秒79 17分46秒19 16分台前半
王子 33分13秒13 28分43秒17 22分台前後

一応1分くらい、王子は5分くらい縮めていますが…
原作4月に比べれば全然なんですよね。

9月末までには箱根予選の標準の16分30秒を切り、
箱根本戦は20㎞ロード(今はハーフマラソン)ですが、
トラック5000mなら14分半平均以内には持ってこないと
本戦出場には叶わないはずですが…

原作4月は素人なのに、という違和感が最初残ってしまうのですが、箱根本戦出場への納得感は何とか抑えてるのですよね

・・・やっぱり、③箱根予選に出場できない オチになるんじゃないのかい?(汗)

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コメント

  1. ノリ より:

    はじめまして。感想、解説を面白く読ませていただきました。
    私も、このままじゃ、箱根駅伝出場できないんじゃ? と危惧する者の一人ですw
    ただ、原作の初期のタイムも、素人としてはかなり無理がある設定だと感じていました。
    で、一つの可能な展開として……
    ・王子は、予選会前になんとか公認記録を出す
    ・予選会はギリギリ突破
    ・本戦、1区の王子、遅いものの、タスキがつながるギリギリでタスキリレー(鶴見は10分差でしたか?)
    ・以降、寛政大は順位はあげるものの、トップとのタイム差は少しづつ開いていく(先頭が独走状態だとありうるかな、と)
    ・神童の例のエピソードは割愛し、それなりに走るが、原作同様、復路は一斉スタートに
    ・後は原作と同じ感じかと。

    こう考えた理由ですが、3つくらいあります。
    原作では、ハイジとカケル以外のメンバーの内面は、ほとんど本戦で走っているときに語られているのに対し、アニメでは、前半でかなり掘り下げられていますから、あまりしつこくやる必要がないかな、と思ったこと。特に、神童は強い、が11話でしっかり語られていますし。
    それから、原作で、もし神童が万全だったら、寛政大はかなり上位に入ることになるんで、ファンタジーが過ぎるだろう、と思ったこと。
    最後に、どう見てもヤバそうな神童を見たら、ハイジは棄権を選択するだろうと思ったことです(原作中、ほぼ唯一の不満点)

    長々と失礼しました。
    どちらにしても、年明けも楽しみです。その前に、現実の箱根駅伝も楽しみですね。
    では、失礼しました